NHKでスポーツ中継を見ていて放送終了時間になった場合、「サブチャンネル」で試合の続きが放送されることがあります。
最近だとテニスの全豪オープンやウィンブルドンの開催時に、錦織圭選手の試合が最初からサブチャンネルで放送される場合もあり、サブチャンネルは意外と多く活用されています。
サブチャンネルは自動で切り替わるわけではなく、自分でサブチャンネルに切り替える必要があります。
NHK総合テレビなどのサブチャンネルの見方をまとめました。
サブチャンネルとは
デジタル放送(地デジ・BS)では、1つのチャンネルにつき最大3つの異なる番組を放送することが可能になっています。
2つ以上の番組を同時に放送する場合、そのうちの1つの番組をメインチャンネルと呼ぶのに対して、残りを「サブチャンネル」と呼びます。
「サブチャンネル」での放送は、NHK(総合テレビ・Eテレ・NHKBS1)、TOKYO MX、三重テレビ、放送大学、ケーブルテレビなどの放送局で主に行われています。
サブチャンネルの画質
サブチャンネルで番組が放送される場合、メインチャンネルも含めて通常のデジタル放送より画質が悪くなります。
これは本来、ハイビジョン1チャンネル分しかない容量を無理やり複数のチャンネルに分ける為、画質が犠牲になってしまうのです。
サブチャンネルの見る方法・切り替え方
実際にサブチャンネルを見たい場合、自動的に切り替わってくれるわけではないので、自分でサブチャンネルに切り替える必要があります。
以下では、NHKのサブチャンネルを見る方法を例にして3つの方法を紹介します。
チャンネルボタンで選択する方法
1つ目の方法は、リモコンのチャンネルボタン(選局ボタン)を使って切り替える方法です。
サブチャンネルを見たい放送局のチャンネル(総合テレビ・Eテレ・NHKBS1)に合わせた状態で、リモコンのチャンネルボタン(選局ボタン)の上側(↑)を押すとサブチャンネルに切り替わります。
チャンネル番号を直接入力する方法
2つ目は3桁のチャンネル番号を直接入力して切り替える方法です。
まずリモコンの「チャンネル番号入力」というボタンを押します。
それから次のように番号を入力するとサブチャンネルに切り替わります。
- 総合テレビを「1」で見ている地域の方 「012」
- 総合テレビを「3」で見ている地域の方 「032」
- Eテレのサブチャンネルの場合 「023」
- BS1のサブチャンネルの場合 「102」
電子番組表(EPG)を使用して切り替える方法
3つ目は電子番組表(EPG)を使って切り替える方法です。
まずリモコンの「番組表」ボタンを押します。
そしてサブチャンネルを見たい放送局の番組欄に合わせ、リモコンの「上下左右」ボタンの右側(→)を押すとサブチャンネルの番組内容が表示されるので、「決定」ボタンを押すとサブチャンネルに切り替わります。
※サブチャンネルを選択できる時間帯の番組欄には縦線で区切られています。
サブチャンネルの番組情報は、放送時間が近くなるか放送中しか表示されないので、見当たらない場合は時間を変えて何度か確認してください。
サブチャンネルの番組を録画するには
サブチャンネルの番組も通常の放送のように録画することが可能です。
現在放送中の番組ならサブチャンネルにした状態で録画ボタンを押すだけです。
予約の場合は、電子番組表を使って録画します。
テレビかレコーダーの「番組表」ボタンを押して、先程の3番目の方法のようにサブチャンネルの番組内容に合わせて、「録画」ボタンを押して予約します。
スポーツ中継などで、チャンネルが途中から「メイン→サブ」に切り替わる場合、レコーダーに自動追従機能がついいれば、問題なく録画できます。
追従機能がない場合は、最初から「サブチャンネル」の方で録画しておくことで同様の効果が得られます。